取り戻す時間




爪先が地に着かない。



浮遊して、浮遊して、空を泳いで。



籠に囲ってくれない人ばかり。



(この身が千切れる程。)



広げた両手は黒に濡れた闇。



例えば十五のあの夜更け。



裸足で駆けた痛みは、もう。



(気ままに生きるさ。)



息が続く限り。





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君の長い指は魅力的だ。




星空のしたで感じたこと。




足の末端も、指の末端も

びりびりと痺れていた。



すべてが静寂に溶けていた。



真っ暗ななかで
感じるものは


生きていること。





大体いつも

死んでいる気がしている。






私は生きている。


小さなことに腹を立て

小さなことに悩み

小さなことに沈み

小さなことに笑いながら





大きな大きな空のしたで

自分の小ささを確認する。




生きている実感。



誰かに触れる瞬間と、
大自然の幻想さに包まれたとき。






こんな汚れた世界で


それだけが生きていると感じられること。







今はもう、耳を塞ぎたくなる環境で


また
呼吸がうまくできない。
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by maco516 | 2012-01-31 11:42 | + maco.

理解力の欠亡







喉元へ触れた鋭利な後悔を
貴方とわたし
始めから終わりまで
ずっと守っていた


悲しい心だけが
ほそく
わたしたちを繋いで

分かり合おうとするたび
再確認する相違を
どうあがいても
消し去れないことに
ただ泣いた


背中合わせでも
体温があれば それで
独りではないと思えたから

貴方の顔さえ見れない日々に
取り違えた幸福
わたしたちは孤独を知らない


ふたりの手のなかに
あるものは



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なんだか
ぼんやりとした日常を脱出したくて

旅に出てみた。


これは関係ない写真だけど

北海道は、美しいと改めて感じる。



星は輝き

総てが凍る世界で

瞬いていた。



私は、いつだって迷っている。



ただ傍にいたかった。



吐息を感じる距離で。








拒むならはっきりと。






馬鹿な私にも解るように。




TRIPの写真は次回。
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by maco516 | 2012-01-29 22:46 | 日々

偽りの愛

その手にあるのが答えだと言うなら
僕は迷わずにその手を取って、
強かに笑う君に聞くよ。



(僕にもそれは手に入る?)



その背は何時から、そんなにも
儚く逞しくこの目に写す様になった?



眩しい程の君が、幾つの悲しみも
不安も乗り越えたか何て想像も
つかないけれど、赦されるなら
僕も隣に立ちたいと願う。



寄り掛かる為じゃ無く
今、握ってるこの手を
強く握り返し、確かな君と
笑い合える様に。


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一つ手放す。



それは辛くて悲しいこと。



いつかはこんな日が来るのは
始まったときからわかっていたのに。




最後まで優しいのが貴方。




でも、結局それは偽りなのも
はじめからわかっていたこと。



それでも
確かに重ねた日々は
幸せな時間だったこと。



きっと死ぬまで忘れないこと。





涙を流しながら笑える自分がいて
少しほっとした。



涙腺が弛んでいるから

雪の白が眩しくて
涙が出た。
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by maco516 | 2012-01-24 12:13 | 日々

確かに其処にはあったんだ。





知っているよ、
貴方は少しだけ、脆い


そんな貴方を


私は何度
傷つければ進めるのだろう


(罪悪感を持つことすら)
(罪であるのに)





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都合の良い言葉だけだった訳ではなくて。


貴方は貴方なりに

何時だって気遣ってくれていたし


私は私なりに

貴方を必要としていた。




終わりは何時だってあっけなくて

私はこの先に必ずくる
私たちの終わりに備えて置きたかったし


もう、あの時のような状態に戻りたくもなかった。





私たちのであった意味なんて

何も無いかもしれないけれど





それでも

私達にしかわからないけれど




そこには確かに

想いが存在していた。




明日も貴方は其処にいて

今、私は此処にいる。





それだけが救いだった。




いつも心配してくれてありがとう。

いつも必要としてくれてありがとう。




受け入れてくれてありがとう。



さよなら。




愛していたから 捨てた。なんて


都合のいい言い訳は、しないでおこう。
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by maco516 | 2012-01-22 22:26 | + maco.

もう少し



見るのは大体悪夢と決まっている


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ほぼ変わらない時刻

目が覚めては
君に触れることができる日は
またすぐに眼を瞑ることができる。



夢の内容は
怖すぎて、
まだ言えずにいる。



(誰でもいいんだよな。)







君は言う。




何度否定しても
信じてもらえないから


私は何も言わない。





隣でぐーすかと
寝息と言うには可愛くない
鼾をたてる君を

結構いとおしいと思ってることも



もう伝えるのはやめてしまおうかな。




いつもいつも


空回る。






天井を見上げた。





敏感な君も
眼を覚ましては

存在を確認する。




なんとなく
傍にいるのに
寂しくなる瞬間があるのはなんでだろう。


そんな瞬間は
君もそんなふうに感じているのだろうか?





他人って、
難しいのに

傷つくのに
傍にいたいなんて





おかしいね。
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by maco516 | 2012-01-20 12:04 | 日々

群青、足元の記憶








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果てしない物に思えた。




深海に身を沈めて、ふと
飛ぶ様にそれも途切れて。
声が届かなくなったら、全て
無に還されて笑ってくれるかもしれない。



幸せの裏側。
崩壊する過程も、汚れも。
愛した人すら憎む人も見たし、


誓った約束も果たされない
どうしようもない事情も承知している。



言葉も時も忘れたかの様に。
何時だって そうなんだ。
長く何て続かない。



そんな物に縋りたくも無い。



そう、吐き続ければ、望みだけでも
捨てられると思っていた。




ただ、きみは、


あたしが欲しい何かをくれる
そんな存在な気がした。






少し 何て 甘い事を。





(きみが一緒に居たいと
思うならそうすればよいさ。)



関係は平行線。
特別、こうと云う形も無い。


無くしてしまうことが
怖いはずだったけど
私は衝動を押さえることはしなかった。


そして、


すんなりと、受け入れてしまう
貴方が居て。







狡い。






あたし、は。






永遠を否定しながらも貴方を肯定して。

緩い鎖で貴方を傍へ遣る様だ。
本当は、こんなの赦されないのに。



この身体を包む温度はまるで
その色や感覚を連想させる。
低い声、も、目の前に広がる。



深海に似た。



群青。








押し殺した嗚咽。



気付いてるのは判ってる。



恋人と言えない弱いあたし。

恋人を望まぬ弱い貴方。






惹かれ合った大きな理由。






(・・・・頂戴っ。・・・)



腕に抱かれた侭、沈んでいくのは
柔らかなベット。
貴方の体温を感じながら
そっと想った。






唯、好きなんだ と。




>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>



昔、ブログについて

ある人が

(貴方のことなんでしょう?)


と訪ねてきた。



私は

(あたしのことだったり、妄想だったり、友達のことだったりする。)



そう答えた。


答えをもらった人は

まったく信じていないようだったけれど。




そんなことはさほど重要じゃない。



別にどう受け止めてもらっても構わない。


あたしのことだろうが
貴方のことだろうが
ふぁんたじーであろうが


世の中に何ら影響はないのだし、



あたしの世界観は
あたしだけのもので


ここではそんなもの、
意味はないのに。




欲求不満。なんて!




別に

なんとでも。
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by maco516 | 2012-01-18 12:07 |

幸福論




あの日溜まりは
あまりに脆く

温もりを知った日々には
思いもしなかったけれど

きっと何時だって
揺らぎ続けている


言葉に出来ないのは
伝えたくて伝えたくて

仕方のないことばかりだ


分かるはずのない方法に
焦燥する私

貴方は見透かしたみたいに
優しく背を向けて


こんなにも不安に思うのは

こんなにも苛立ちを抱くのは

陽の中で笑う貴方を
失う日がくるのだと
認めるわけにはいかないからだ


嘘でも良かった
安心させる何かを
どうか 私に







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失うことを
多分人一倍恐れている。

貴方も
私も

疑心暗鬼で臆病。




首を絞めあってワラう。




まさぐって 噛むことを

愛と呼ぶなら




私たちは恋人なんだろうけれど







近づくことは 傷つくことだと知っている。






それでも、
私は




血を流しても


貴方といたほうがいい。



無傷で笑うことなんて

きっと退屈で 虚しい。

















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by maco516 | 2012-01-17 23:11 | + maco.

白い兵士






勇み足で歩く。


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なにと戦っているのか。



みんな戦っているのか。





誰もが自分のことばかりで。




自分も自分のことばかりで。




体は疲れていても
脳だけは毎晩働き続けていて


目が覚めては

ありもしない 空想だったと気付く。




この街では

ヘッドライトは当たり前で

深夜の徘徊老人と眠らない若者たち の吐息が

益々街を白くしている。





美しいものは白に埋もれている。




さぁ!いざ行かん!


毎朝、一歩ずつを刻む。



総ては死に向かって。




そんな朝に。
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by maco516 | 2012-01-13 03:06 | ぐるぐる。

存在意義

厭な事と
実在が視える
概念を捨てる
嘲る、諦める、舐める、



この子は余りにも笑う


屈託の無い物は怖い
死んだ亊の無い人は怖い

汚れの無さが
シャッターを開ける
小さい子が怯えた
逃げ惑う



その無知さで
闘えるのか




『真っ直ぐな目 まるで』




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わたしは私の選んだもので形成されていて

貴方は貴方の選んだもので形成されている。



結局性分は変えられないらしい。





わたしは貴方のセンスが愛しいのだ。





一人で不器用に生きてることを





アタシだけは知っていたいと思うのだ。




月があの頃のアタシを見ていたように。


太陽がそれでも昇るように






キラキラと光るように

水を与えて。






ほら、

笑えるでしょう。



悲しさも 寂しさも
苦しさも憤りも



すべてを見ていたいのだ。




じっと。

そして時々
ぎゅっとする。



自分を抱き締めるように。
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by maco516 | 2012-01-10 22:42 | 日々

夜明け前、予感。





喉を焼く 熱を飲み干す
揺らぐ? そんなことで


影が斬る 朝が遠のく
逃げる? こんなことで


誰かが 惨めだと笑ってくれればいい
そうすることで私は
もう泣かずにすむ


もう貴方にも 怯えずにすむ






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木菟が鳴く夢を見た。




子宮が痛い




そんな4時13分。





まだ夜明け前。





煙る。




私は




存在を確認して



再び眼を瞑った。




まだ、生きていた。
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by maco516 | 2012-01-07 23:38 | 日々