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爪先が地に着かない。 浮遊して、浮遊して、空を泳いで。 籠に囲ってくれない人ばかり。 (この身が千切れる程。) 広げた両手は黒に濡れた闇。 例えば十五のあの夜更け。 裸足で駆けた痛みは、もう。 (気ままに生きるさ。) 息が続く限り。 ![]() 君の長い指は魅力的だ。 星空のしたで感じたこと。 足の末端も、指の末端も びりびりと痺れていた。 すべてが静寂に溶けていた。 真っ暗ななかで 感じるものは 生きていること。 大体いつも 死んでいる気がしている。 私は生きている。 小さなことに腹を立て 小さなことに悩み 小さなことに沈み 小さなことに笑いながら 大きな大きな空のしたで 自分の小ささを確認する。 生きている実感。 誰かに触れる瞬間と、 大自然の幻想さに包まれたとき。 こんな汚れた世界で それだけが生きていると感じられること。 今はもう、耳を塞ぎたくなる環境で また 呼吸がうまくできない。 喉元へ触れた鋭利な後悔を 貴方とわたし 始めから終わりまで ずっと守っていた 悲しい心だけが ほそく わたしたちを繋いで 分かり合おうとするたび 再確認する相違を どうあがいても 消し去れないことに ただ泣いた 背中合わせでも 体温があれば それで 独りではないと思えたから 貴方の顔さえ見れない日々に 取り違えた幸福 わたしたちは孤独を知らない ふたりの手のなかに あるものは ![]() なんだか ぼんやりとした日常を脱出したくて 旅に出てみた。 これは関係ない写真だけど 北海道は、美しいと改めて感じる。 星は輝き 総てが凍る世界で 瞬いていた。 私は、いつだって迷っている。 ただ傍にいたかった。 吐息を感じる距離で。 拒むならはっきりと。 馬鹿な私にも解るように。 TRIPの写真は次回。
その手にあるのが答えだと言うなら
僕は迷わずにその手を取って、 強かに笑う君に聞くよ。 (僕にもそれは手に入る?) その背は何時から、そんなにも 儚く逞しくこの目に写す様になった? 眩しい程の君が、幾つの悲しみも 不安も乗り越えたか何て想像も つかないけれど、赦されるなら 僕も隣に立ちたいと願う。 寄り掛かる為じゃ無く 今、握ってるこの手を 強く握り返し、確かな君と 笑い合える様に。 ![]() 一つ手放す。 それは辛くて悲しいこと。 いつかはこんな日が来るのは 始まったときからわかっていたのに。 最後まで優しいのが貴方。 でも、結局それは偽りなのも はじめからわかっていたこと。 それでも 確かに重ねた日々は 幸せな時間だったこと。 きっと死ぬまで忘れないこと。 涙を流しながら笑える自分がいて 少しほっとした。 涙腺が弛んでいるから 雪の白が眩しくて 涙が出た。
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